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チラシ印刷コラム

パワーポイントでチラシデザイン作成!無料のチラシテンプレート

プレゼン用の資料や企画書の作成で用いられることが多いパワーポイントは、おしゃれなチラシの作成時にも活用できることをご存じでしょうか。
コスト削減のため外注せずに、自社でチラシを作成しなければならないケースもしばしばありますが、チラシ作成の初心者でも、パワーポイントを使っておしゃれで分かりやすいチラシを作ることが可能です。
この記事ではパワーポイントにおけるチラシ作成の手順および注意点、パプリ提供の無料チラシデザインテンプレートをご紹介します。

    パワポを使ってチラシを作るメリット

    一般的にチラシの作成はAdobeソフトであるIllustratorやInDesign、Photoshopを使用するケースがほとんどです。
    これらのソフトは多種多様な機能が搭載されているため、完成度の高いチラシを作成できますが、使いこなすにはある程度知識や技術が必要となるため、チラシ作成の初心者には向かないという懸念点があります。
    また、Adobeソフトを導入する際は継続購入が必要なため導入時のハードルも高く、手っ取り早くチラシをすぐに作成したい時はあまりおすすめできません。

    一方、プレゼン資料の作成などで普段から使われるOfficeソフトのパワーポイントですが、簡単なチラシやポスターの作成にも使えます。普段使いしているパワーポイントであれば操作も負担ではありませんし、字数やデザインのほか、文字や画像などのレイアウトも自由に決められるので、チラシを初めて自分で作成するという方はパワーポイントがおすすめです。

    チラシ

    パワポチラシ作成の事前準備

    パワーポイントでチラシを作成する場合、初めに注意しなければならないのはサイズ設定です。
    普段のプレゼン資料作成で使われるデフォルトのサイズ設定のままで作成を始めてしまうと、後でサイズ変更した際にレイアウトが崩れてしまいます。チラシ作成の際は必ずサイズ設定を最初に行いましょう。

    サイズには色々な種類がありますが、一般的には、A4サイズ(210×297mm)か新聞の折り込みチラシサイズのB4サイズ(257×364mm)が多く使われています。
    しかし、印刷会社にデータを入稿する際は、印刷用紙の元の色が出ないように上下左右に「塗り足し」を余分に設定する必要があります。多くの場合は上下左右で各3mmずつ足した入稿サイズとなるため、パワポでの設定サイズは各6mmプラスして、A4では216×303mm、B4では263×370mmに設定しておきましょう。

    • パワーポイントの設定
    • パワーポイントの設定

    なお、パプリでは、塗り足し部分も足した入稿サイズの各サイズの無料テンプレートをご用意しておりますので、お気軽にご利用ください。

    >チラシのパワーポイント用テンプレートはこちら

    パワポチラシを作成する手順

    サイズ設定を終えた後はデザインや文言・フォントの決定、写真・画像選択などの作業に移ります。

    パワーポイントでは横向きレイアウトだけでなく縦向きレイアウトにも設定ができますので、内容とともに向きも考慮しましょう。

    1.デザインテンプレートを選ぶ

    パワーポイントには、無料で使えるデザインテンプレートがいくつも備わっています。
    中には最初からチラシとして使えるように設定されたデザインテンプレートもあるので、作成したいチラシにあったテンプレートを選びましょう。テンプレートは、[デザイン]タブのテンプレート一覧、もしくは[デザイナー]より使用したいデザインを選択してください。

    もしデザインテンプレートのデザインがイメージと合わなかった場合は、Microsoft Officeが提供する無料のデザインテンプレートや、後ほど紹介する「パプリ」のデザインテンプレートを利用するのもおすすめです。

    2.文字やフォントを変更する

    次に文字やフォントを変更していきます。
    文言はなるべく端的に、分かりやすさ(判読性)と読みやすさ(可読性)を意識して作成しましょう。
    文字のフォントや色は自由に変更できるため、変更したい文字のテキストボックスを選択し、フォントや色を好みのものに変えてみましょう。また、スポイト機能を使えば写真や画像から色をコピーすることも可能です。
    スポイト機能を使うことでより統一感のある見た目になるので是非使用してみてください。

    パワーポイントの設定

    3.写真・画像を挿入する

    最後に写真・画像を挿入していきます。
    デザインテンプレートに写真・画像を挿入する際の方法は主に2つです。
    1つ目はデザインテンプレートにすでに画像が配置されている時の方法です。入れ替えたい画像を右クリックした後、[図の形式]タブ内の[図の変更]を選択し、入れ替えたい画像を選んで挿入をクリックすることによって入れ替えられます。

    パワーポイントの設定

    2つ目は、何も無いページに画像を配置したい場合です。[挿入]タブ内の[画像]を選択して、指定の画像を選択し、挿入する方法です。

    パワーポイントの設定

    画像は自分で撮影した画像はもちろん、無料の画像ダウンロードサイトにはおしゃれなものも多く登録されているので、チラシのテイストにあった画像を選ぶのもおすすめです。
    画像やイラストが元から入った「デザインテンプレート」を使えば、文字の打ち換えだけでも本格的なチラシが作成できます。パプリでは、1,500点以上のパワーポイントで使える無料チラシデザインテンプレートをご用意しておりますので、お気軽にご利用ください。

    パワポチラシを作成する際の注意点

    実際にパワーポイントでチラシを作成する時は、目線の動きやフォントの雰囲気合わせといった点に注意しましょう。詳しくは以下の通りです。

    チラシを見た時の動線を意識する

    チラシを見る時の目の動き、いわゆる「アイフロー」は重要な要素なので意識してチラシを作成しましょう。
    一般的に人は、縦書きの文章であれば右上→右下→左上→左下の順に視線が動くN型、横書きの文章であれば左上→右上→左下→右下の順に視線が動くZ型で情報を読み取っています。そのため、多くの紙媒体では読み手がストレスを感じないよう、N型・Z型の視線の動きにのっとって情報を掲載しています。この視線の誘導は、デザイナーや漫画家なども作品に反映させている情報伝達の基本的な要素です。そのため、チラシを人間の視線に沿うN型・Z型を意識したレイアウトにすることで、読み手に明確に情報を伝えられます。

    チラシのデザインとフォントの雰囲気を合わせる

    文字のフォント選択もデザインを決定する重要な要素です。
    例えば、子供向け商品やサービスに関するチラシを作成する際に、ビジネスシーンで活用されている明朝体など硬いイメージのフォントを選択すると、子供向け商品・サービスが持つイメージにそぐわないため、読みづらくなってしまいます。
    読み手に違和感を与えないためにも、デザインとフォントの雰囲気は合わせて、全体を調和させることを意識しましょう。

    一方、ビジネスマンやシニア向けには硬い雰囲気のある明朝体やゴシック体を選択すればよい、という訳でもありません。
    実際には丸みのあるフォントや手書き風のフォントのほうが必要以上に堅苦しい印象を与えなくて済みます。
    チラシの掲載内容と、読み手となるターゲットに合わせてデザインとフォントを調整してください。

    フォントに過剰な装飾を加えすぎない

    パワーポイントには文字の色をグラデーションにしたり、立体的にしたりというようなデコレーション機能があります。
    チラシの作成時、つい内容を目立たせようと装飾を施したくなりますが、過剰に装飾を使いすぎると、かえって視認性が悪くなり、チラシの内容が伝わりにくくなってしまいます。デザインはあくまでシンプルにして、内容が分かりやすい・読みやすいものにすることが大切です。

    パワポチラシ作成に便利!パプリの無料デザインテンプレートを活用しよう

    イメージに合ったデザインテンプレートが見つからなかったり、一から作成しようとしてアイデアに行き詰まったりした場合は、パプリの無料デザインテンプレートの活用がおすすめです。

    パプリとは?

    パプリとは、多くの企業でオフィス用品通販として採用されているASKULが提供している印刷通販サービスです。チラシ印刷から名刺作成、印鑑・ノベルティグッズの名入れなど、様々なプリント印刷に対応しています。
    >パプリのWebサイトはこちら

    ASKUL同様法人での利用はもちろん、個人事業主の利用・プライベート利用にも対応しており、会員登録が不要なゲスト会員としての利用も可能です。
    パプリでは簡単な操作でチラシを作成できる豊富なチラシデザインテンプレートを1,500点以上無料でご提供しております。また、チラシ・フライヤー印刷のサービスもご用意していますので、パワーポイントで作成したデータはPDFにして、入稿すれば最短翌日でお届けできるため、デザイン制作から印刷物の手配まで、ワンストップで発注できますので、ぜひご利用ください。
    >無料のチラシデザインテンプレートはコチラ チラシのデザイン

    パプリ・チラシデザインテンプレートの使い方

    パプリで配布されているデザインテンプレートは1,500点以上あり、いずれも無料で使えます。
    テンプレートはカテゴリ一覧から業種別・用途別で選択できるため、自社のチラシ作成の目的にあったものをお選びください。
    例えば業種がアパレルで、セールのお知らせについてチラシを作成したい場合は、「販売・小売(セール)」をクリックすると、画面下部にデザインテンプレート一覧と利用可能なサイズが表示されるので、お好みのデザイン・希望のサイズをそれぞれ選択すればテンプレートをダウンロードできます。
    デザインテンプレートガイドもついているので、ダウンロードの際はぜひそちらも参考にしてください。

    パプリならQRコードも無料で作成可能!

    パプリでは、チラシに掲載するQRコードも無料で作成可能です。
    チラシに自社サイトやSNSへのリンクとなるQRコードを掲載することで、オンライン予約・申し込みに誘導させることができますが、パプリのQRコード作成ツールを使えば、生成したものをそのままパワポに取り入れるだけで簡単にQRコードを掲載できるため、コストをかけずにオンライン集客の増加を見込めます。

    まとめ

    一見時間がかかりそうなチラシ作成も、パワーポイントに搭載されているテンプレートを使えば誰でも手軽に行えます。また、パプリの無料デザインテンプレートなら様々なジャンル・サイズから選択・無料でQRコード作成できるので、費用対効果の高いチラシ作成をご検討の方はぜひご活用ください。