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歴史・研究シリーズ

2.名流婦人の年賀状・・・葉書ではない年賀状

読売新聞 「郵便局の妙案」

大正4年12月13日読売新聞社掲載

大正5年、名家の年賀状は今とは大きく違っている。

 ・吉岡弥生 女史
   極く親しい人
   左程でもない人
   表向きの人

3通りに分けて文章を用意
これまでは全て肉筆で書いていた

 ・穂積陳重博士夫人
   自分から出すものはわずかで、基本答礼として出している
   枚数は1000枚以上
   葉書をいただいたところへは印刷した葉書で
   封書でいただいたところへは封書に名刺を封入して送る
 ・鳩山春子 女史
   たくさんは出さないが葉書を印刷して心をこめて差し上げるつもり
 ・小笠原伯夫人
   表向きのところへは名刺を封入して送り
   内輪の親しいところへだけは封書で出します

豆封筒に名刺を入れて送るのが一般的だったようです。
封筒が小さいため郵便局が取り扱いにこまっている旨の記事も見られました。

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