日本で最初の写真館を浅草に開いた江崎礼二は、最新の技術を輸入する他後進の指導にもあたった。
江崎写真館は平成16年に閉じるまで、100年以上に亘って続いた。
技術・品質を伝えるビジネス年賀状である。

光澤出し技術を導入明治15年(1882年) 木版刷

明治19年(1886年) 木版刷

無料配達を始める(書留料のみ頂戴)明治20年(1887年) 木版刷

写真原紙一大改良明治27年(1894年) 木版刷

英国最近改良の用紙を使用
この春より定価を1割値上げ明治28年(1895年) 木版刷
この春より定価を1割値上げ明治28年(1895年) 木版刷

昨年息子が渡米し写真技術を視察
欧米新流行写真を取り入れる明治32年(1899年) 活版刷
欧米新流行写真を取り入れる明治32年(1899年) 活版刷

諸器械数種、米国より到着明治33年(1900年) 活版刷

萬世不変色引延し写真(6尺)明治34年(1901年) 活版刷

米国ペンシルバニヤ写真大学と連絡明治38年(1905年) 活版刷