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歴史・研究シリーズ

3.年賀状特別取扱は明治33年の年賀状から

読売新聞 「郵便局の妙案」 明治32年12月6日読売新聞社掲載

年賀状は元旦に配達されるもの・・・・・今では当たり前ですが、逓信省がこの制度を導入したのは
1900年(明治33年)の年賀状からです。
読売新聞に「郵便局の妙案」として紹介されています。
逓信省が「年賀状」という言葉を使ったのはこの時が始まりです。
記事のタイトルにもありますように、この当時は(今、我々が年状と呼んでいるものを)年状と呼ぶのが一般的でした。

この制度は初年度は東京のみで実施されましたが、受ける側にも
出す側にも便利な制度でしたので、順次取扱の範囲(地域)が拡大され
明治40年(1907年)の年賀状に至って全国一律に取り扱われることとなりました。
この制度はその後3回(※)の中止時期がありましたが、戦後復活し現在に至っています。

  • 1 関東大震災の年
    (1923年末)
  • 2 大正天皇崩御の年
    (1927年末)
  • 3 太平洋戦争の期間中とその前後
    (1940年末~1946年末)

明治33年の年賀状

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