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年賀状を知って楽しむお役立ちコラム

取引先の会社や上司に年賀状を送るメリットとマナー

昨今は、SNSやメールが普及し年賀状をしたためる機会が減った方もいるでしょう。しかしコロナ禍で直接会うことができない人に向けて挨拶するのに年賀状は非常に役立ちます。本記事では年賀状を送るメリットや宛名面・絵柄面の書き方についてご紹介します。年賀状を作成する際にぜひ参考にしてください。

取引先の会社に年賀状を送るメリット

取引先の会社に年賀状を送るメリット

今や新年の挨拶はメールや電話で済ませるのが一般的かもしれません。メールだと簡単に作成でき、すぐに送れるメリットがある一方、相手にとっては似たような文章が何通も届くと、その1通が記憶に残りにくく特別さに欠けてしまう一面があります。

取引先の会社との関係性は、その深さによって自社と取り引きする機会が創出できたり、業績アップとなるような仕事に結びついたりするものです。年賀状を送ることは、その関係性を保ち、より良い印象を持ってもらえるメリットがあります。手書きのメッセージが一言でも添えられていれば、礼儀正しい方だと印象付けることもできるでしょう。

顧客へ年賀状を送るメリット

顧客へ年賀状を送るメリットは、新年の挨拶を兼ねて自社のプロモーションが可能な点にあります。顧客との接点を作り、自社の商品やサービスを認識してもらう絶好の機会になるでしょう。

顧客向け年賀状には、クーポンを添えるのも有効です。普段はチラシやDMに目を通さない人でも、年賀状のクーポンがきっかけで来店・購入する可能性が高まります。年始セール、初売りなどが一斉に開催される年始は購買意欲が高まる時期でもあるため、販促ツールとして活用するのもおすすめです。また、QRコードを貼って自社のSNSやLINE、YouTubeの公式アカウントやアプリへの登録を促すこともできるため、顧客との接触機会の増加も期待できます。

顧客への年賀状の例文

顧客への年賀状は、きちんと丁寧な文体で書かれていた方が心象もより良くなります。ここで例文をご紹介します。

「旧年中はご愛顧を賜りありがとうございます
本年も一層のサービス向上に努めて参りますので
変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます」

「旧年中は格別のご愛顧を賜り
心より感謝を申し上げます
本年も一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます

1月〇日より営業を開始いたします
初売り期間中(1月〇日~〇日)は
本状に添付しておりますクーポンもご利用可能ですので
ぜひご家族でお越しくださいませ」

会社の上司に年賀状を送るメリット

会社の上司へ年賀状を送ることは、日頃の感謝の気持ちを改めて伝えられるだけでなく、コミュニケーションの活性化にもつながるメリットがあります。

部下からの年賀状は素直にうれしいものです。特に、年賀状のやり取りが習慣化していた年配の上司であればなおさらでしょう。会社で虚礼を廃止していない限りは、ちょっとしたお礼を述べる機会として年賀状を活用してみるのも良いかもしれません。

ビジネス年賀状は元旦に届けよう

ビジネス年賀状は、元旦に受け取れるように手配しておいた方がベターです。年賀状を確実に元旦に届けるためには、12月25日までに投函してください。

また、年賀状の引受は12月15日からです。あまりにも早く投函してしまうと、通常郵便として年内に配達してしまうことがあるため注意が必要です。

宛名面のマナー

宛名面のマナー!

年賀状は相手に失礼のないように、さまざまな点に気を配っておかなければなりません。ここでは宛名面のマナーについて解説します。パソコンで印刷する場合にも共通するため、覚えておきましょう。なお日本語は縦書きなので、英語で書く場合を除き、基本的には縦書きで作成してください。

住所の書き方

住所は、都道府県名を省略せずに書くのが基本です。本来、7桁の郵便番号を正確に記せば市区町村名まで省略できますが、郵便番号を誤り届かないといったリスクもあるため、略さず書いてください。数字は漢数字で表記します。

宛名の書き方

はがきの中央部分に宛名を書きます。住所より大きめの文字で、1字ずつ間隔を空けて記してください。この際、会社宛に送る場合は役職を書いても問題ありませんが、個人宅へ送付する場合には役職・肩書を付けずに「〇〇様」と書きましょう。

家族とも面識がある場合の宛名の書き方

顧客向けの年賀状を含め、ご家族とも面識がある場合は連記した方がより良いです。直接やり取りをしている人を一番右に書き、その横に配偶者やお子様の名前を記してください。姓が同じ場合は省略し、名のみを並べても問題ありません。それぞれの名前の後に「様」を付けるのを忘れないようにしてください。なお、家族全員の名前を把握していない場合は「ご家族様」と書きましょう。

取引先に送る場合の宛名の書き方

住所との間を1行ほど空けて、法人名を書きます。株式会社、有限会社などを(株)・(有)と省略するのは基本的にNGです。担当部署を指定する場合は、法人名よりも少し下げた位置に部署名を書いてください。

はがきの中央には、「〇〇部長 〇〇〇様」のように記載します。役職・肩書は名前よりも一回り小さな文字で書くと、収まり良くきれいに見えます。「〇〇部長様」など役職+様の書き方は日本語表現として誤っているため、使用は控えましょう。

特定の人ではなく会社・部署宛に送る場合は、「〇〇部 御中」と書きます。代表者名の次に、「御一同様」としても問題ありません。ただし、取引先への年賀状では、できるだけ連名は避けた方が良いでしょう。

差出人の書き方

差出人(送る側)の住所・名前も省略せず記載してください。左下の郵便番号欄に合わせて小さく書くのがポイントです。絵柄面に住所等を印刷する場合、宛名面に書く必要はありません。

絵柄面のマナー

ここでは、絵柄面の書き方のマナーについて解説します。細かい点に注意して、受け取る側に伝わりやすい内容にすることが大切です。

適切な賀詞を書く

「賀詞(がし)」とは、新年などを祝う縁起の良い言葉のことです。年賀状では「あけましておめでとうございます」や「謹賀新年」、「迎春」があります。ビジネス年賀状でふさわしいのは四文字の漢字で記したものです。「謹賀新年(つつしんで新年をお祝いいたします)」や「恭賀新春(うやうやしく初春をお祝いいたします)」などの賀詞がおすすめです。また、文章で「謹んで新春のお慶びを申し上げます」などと書いても問題ありません。

句読点を使わない

慶事の際は、句読点を用いないというルールがあります。年賀状も同様に、文中に句読点を打たないのがマナーです。理由として「句読点を打つ=終止符を打つ」と捉えられていることが挙げられます。おめでたいことに区切りをつけることがないように、縁起担ぎの意味でこのようなルールがあると言われています。慣習的として「句読点は使わない」というルールができているため、ビジネス年賀状の場合はそれに則った書き方をした方が良いでしょう。

忌み言葉を避ける

忌み言葉とは、縁起の悪い言葉を指します。結婚式ではケーキカットを「ケーキ入刀」、閉会を「お開きにする」と言い替えるのがマナーとされていますが、年賀状でも同様です。代表的な忌み言葉に「破・衰・枯・滅・死・病」があります。また、「終・落・消・離・去・絶・失」にも注意してください。縁起が悪いとされている言葉・表現はなるべく避けましょう。加えて、「去年」ではなく、「昨年(旧年)」と書くように心がけてください。

重複表現は使わない

重複表現とは、同じ意味の言葉を重ねて使用している表現のことです。わかりやすい例でいうと「頭痛が痛い」「馬から落馬した」などが挙げられます。

年賀状においては、「新年あけましておめでとうございます」が挙げられます。これは「年が明ける=新年」で、同じことを2度繰り返している表現であるためです。このほか、「一月一日 元旦」も同義の繰り返しであるため「〇年 元旦」と書きましょう。

手書きの一言を添える

短くても手書きの文を添えると、年賀状でしか味わえない温かみを感じられ、うれしいものです。自分の書く文字に自信がなくても、丁寧に書けば問題ありません。

上司へ送る場合の一言としては、下記のとおりです。一言書いてあるだけでも礼儀正しい部下だという印象を受けるでしょう。

「いつも親身なご指導をありがとうございます」
「今後もお力添えのほど何卒お願い申し上げます」

ビジネス年賀状ならパプリ!

ビジネス向けの年賀状には宛名書きから挨拶文まであらゆるマナーがあり大変だと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。パプリなら定型の文例が豊富にあるので、効率良く年賀状作りを進めるなら、「パプリ」の年賀状印刷がおすすめです。

パプリの特徴は、ビジネス用から家族写真をいれるものまであらゆる年賀状に対応していることです。豊富なデザインから選べ、会社のロゴなども自由編集で入れられます。昨今、取り組む企業が増えているSDGsをテーマにしたデザインもあり、自社をアピールする材料としても活用できます。挨拶文もテンプレートを編集して自由にカスタマイズできるため、一から文章を考えなくてもあっという間に文言を整えることができます。

宛名印刷は無料で、住所録も簡単に作成できます。

こういう時代だからこそ、普段なかなか会えない人へ年賀状を送ってみてはいかがでしょうか。取引先や上司には日頃の感謝を伝えるもの、そして顧客には自社をアピールするためのツールとしても活用できます。目上の人に向けた年賀状は「謹賀新年」など四文字の賀詞を使う、また個人ではなく部署に宛てる場合は「御中」を使うなど基本的なマナーを意識しておくことが大切です。さまざまなデザイン、挨拶文からオリジナルの年賀状を作るならパプリの年賀状印刷がおすすめです。印刷料が割引されるキャンペーンも実施しているので、この機会に利用してみてください。