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”キャップレス”だけじゃない、新しいビジネススタンダードシヤチハタ「Xスタンパー ビジネス用 キャップレス」を使ってみた

ご好評いただいたシヤチハタ「組み合わせ印」に続き、商品レビュー第2弾として今回は「Xスタンパー ビジネス用 キャップレス」をご紹介。シヤチハタの定番として長く愛され続けている「Xスタンパー ビジネス用」のキャップレス化をともなう大幅なリニューアルということで、その魅力を私 はんこ・スタンプ商品担当のサイトウがたっぷりとお伝えします。

現場の声を反映し続けるXスタンパー「ビジネス用」

「重要」「請求書在中」などの定型句から社名・住所・あいさつ文といった固有の文字情報まで、様々な手書き作業をスタンプ化させた「Xスタンパー」。この「X」は「誰も見たことがない未知のもの」という意味だそうで、そのコンセプトの通りユーザの数だけ用途があると言っても過言ではない商品です。

その中でも今回ご紹介する「ビジネス用」シリーズは、手書きするには大変な文字量や高頻度の記述を必要とするビジネスシーンのために、シヤチハタがシリーズ化したいわば業務用・プロ向けの商品。多くのユーザの声を反映してきた、いわばシヤチハタ集大成のひとつと言えます。

家では見かけないがオフィスや現場ではおなじみのシヤチハタ「Xスタンパー ビジネス用」。1995年のリニューアル以降、薄緑のエラストマー製本体が長く君臨してきた。

ビジネス従来品

ビジネス用に残された最後の課題「キャップレス化」

既にXスタンパーを使っている方はお気づきかもしれませんが、Xスタンパーの多くはキャップをせずに放置しても、ボールペンのようにインクが乾いて押せなくなるということは意外にありません。つまりキャップはインクの乾燥を防ぐのが最たる目的ではない。ではキャップはお飾り?と思ってしまいますが、実際は意図しない押印を防ぐのはもちろん、印面にチリやゴミが付着することでインクが目詰まりし、印影が劣化してしまうといった症状を抑える役割があります。そのため従来品では使用前後のキャップを推奨していますが、そこには少なからず”両手使い”や”キャップ探し”を強いるという煩わしい一面がありました。
この課題を解決するためシヤチハタは以前より従来品(ネーム印・日付印等)のキャップレス化を進めてきたのですが、今回の「ビジネス用」についてはなぜかキャップ付きしかなく(※)、「もはやシヤチハタはビジネス印のキャップレス化をあきらめた?」と勝手に思っていた矢先の新商品、それが「Xスタンパー ビジネス用 キャップレス」というわけです。

  • 従来品「Xスタンパー ポケット用」もキャップは無いが、使用時に両手でキャップ部をグリップに変形させる必要があり、キャップレス化よりも携帯性を目的とした商品と言える
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全3サイズ(A型13×27㎜、B型13×42㎜、E型16㎜丸)。段ボール紙による化粧箱を採用し輸送ダメージにも配慮

XXX

以前よりメカニカルなイメージに。従来品よりやや重く、しっかりと持ちやすい。

箱から出したばかりの商品は、すぐには使えません。グリップを外してスリーブを取り、カートリッジのフタをあけて本体にセットします。そして、いよいよお試しスタンプ・・・と思ったのですが、紙に接地させても上から押しこめません。実はこの商品には「ロック機構」が搭載されており、使用前後や収納時の誤押印を防いでいます。なのでこのロックを外してようやく使用可となります。

さて肝心の使用感ですが、本体を接地させて上から押しこむだけなのは従来品と同じ。問題はその”キャップレス化”です。写真をご覧のとおり押し込むことで印面を保護していたシャッターが開いて押印となります。動作もスムーズで印影も従来品と比べ全く遜色はありません。本体枠と印面サイズに差があるため本体枠だけでは押印位置を判断しづらいのですが、後述のガイドを参考にすれば問題なし。作業後もキャップを気にせずに、そのまま引き出しにしまえるのはやっぱり便利です。

組み合わせ印 画像

開梱後はまずグリップと紙のスリーブを外し、カートリッジを取り出してフタをあける。カートリッジを差し戻したら、グリップを「カチッ」と鳴るまで押し込む

ロック機構

上からの力でキャップが開き誤押印することを防ぐロック機構。お届け時はロックされているので、焦らず解除

押印

キャップレス体感の図。押印時に下へ押し込むことでシャッターがパカっと開く

印面開閉

印面部のスライドとシャッターの開閉が連動する機構。バネの力具合もちょうどいい

連続押印

いつもながらクッキリとした印影。もちろん連続押印OK

キャップレス化に留まらない「全方位リニューアル」のわけ

さてキャップレス化によりめでたくキャップ探しから解放されたわけですが、この商品には他にも多くのリニューアルポイントがあります。各ポイントの新旧比較は下記のとおり。

従来品 ビジネス用 キャップレス
材質(グリップ部) エラストマー ASA
インキ補充方法 補充用ボトルからの点滴式 カートリッジ交換式(窓確認可)
ロック機構 なし あり
ガイド なし あり
キャップ・カバー あり なし
二次元コード なし あり

特にインキ補充がカートリッジ交換式になったのは大きな変更点です。従来の点滴式に比べ補充がラクになったのはもちろんですが、補充のタイミングを印影ムラではなく窓からはっきり確認・判断できるようになったのは嬉しい。従来品では点滴のタイミングが遅い・量が少ないと印面の目詰まりを起こし、逆に早かったり量が多いと印影が滲むとともにムダなインク消費となる。しかもカートリッジ交換式では必要な量が連続的に補充されるため、常に適正なコンディションが保たれるという利点がある。このメリットは見た目以上に大きいと思います。

カートリッジ_窓

従来の点滴式ではなくカートリッジ交換式に変更。インキ残量を窓から直接確認することで、交換のタイミングを逃さない。連続的にインキ補充されることで印面保護にもつながる。

その他にも本体の材質変更による背見出しの保護、押印位置を確認しやすいガイドの追加、インキ補充方法などの説明書にアクセスできる二次元コードシールなど、キャップレス化以外でも大幅な変更が加えられています。

背見だし

エラストマーに比べ汚れが取りやすいクリアパーツで守られた背見出し。むきだしだった従来品と違い、背見出しシールの劣化もない

ガイド

印面領域は本体枠よりひとまわり小さいため、押印位置を見誤りがち。この商品ではガイドを見ながら正確にアタリをつけられる

二次元コード

手に触れない本体部分に二次元コードシールが。スキャンすればWebで説明書をすぐに読める。(これは従来品にも欲しい?)

このように改良ポイントはいくつもあり、それぞれが「以前より便利になった」と言えます。が、今回のリニューアルは各ポイントが複合的に機能することで従来品のとある問題を解決しているのですが、お気づきでしょうか?・・・答えはズバリ「製品の長寿命化」です。先述のとおり印面はキャップという”下からの保護”はもちろんインク補充という”上からのメンテナンス”によってコンディションが保たれています。しかしこの両面が守られないかぎり、製品(印面)の劣化は加速していきます。長期使用による印面摩耗は避けられませんが、多くの場合その本来寿命をまっとうせずにコンディションを崩してしまう。実際にパプリに問い合わせいただくご相談内容として、印面劣化は今も多く寄せられる積年の課題でした。

つまりユーザの使い方に関わらず「誰でも気楽に長く使えるモノ」になったことが、今回のリニューアルの肝なんです。

総評:ずっと使い続けられる新しいスタンダードの誕生

最初にこの商品を手にしたとき従来品との違いはすぐにわかったのですが、それが一体何のためなのかは正直分かりませんでした。「見た目がイマっぽくなって、ちょっと便利になった?」程度の所感です。しかし社内でレビューしていく中で、徐々にこの商品が従来品の抱える課題=使用による劣化を研究し続けた末に生まれた、画期的な商品であることに気づかされました。「木を見て森を見ず」そんな言葉が頭をよぎったことを、ここに告白します・・。

従来品と比べて少しお高い価格ではありますが、その価格を補って余りある機能・スペックで、以降のビジネス用は順次キャップレス化していくとのこと。この青いスタンプが日本中のオフィスや現場で見慣れる日もそう遠くなさそうです。

パプリでは3サイズ(A,B,E型)のすべてをご用意。レイアウトや書体・インキ⾊など印⾯を⾃由にオーダーメイドできるので、皆さんもぜひ。

シヤチハタ「ビジネス用 キャップレス」<3営業⽇後お届け>

シヤチハタ「ビジネス用 キャップレス」

印面寸法
(全3サイズ)
  • A型:13.0×27.0mm
  • B型:13.0×42.0mm
  • E型:直径16mm
外形寸法
  • A型:42.4×27.4×64.4mm
  • B型:57.3×27.4×64.4mm
  • E型:31.9×29.2×64.8mm
重量
A型:35g
B型:45g
E型:28g
材質
  • 印面:NBR
  • 本体:ASA
  • スライド:再生ABS
  • シャッター:再生ABS
書体
楷書体、明朝体、てん書体、角ゴシック体、
丸ゴシック体、古印体、行書体、隷書体
インキ色

⿊⾊、⾚⾊、藍⾊、緑⾊、朱⾊、紫⾊

補充インキはビジネス用キャップレスA型B型E型用補充インキ をご使用ください。
販売価格
  • A型:\2,700(税抜き)
  • B型:\3,330(税抜き)
  • E型:\2,610(税抜き)

サイトウ

はんこ・スタンプ担当 サイトウ

旧アスクルスピードプリントセンターの時代からはんこ・スタンプ商品を担当するアスクルのベテランMD。現在でも1⽇で数千個のアイテムを受注・販売している。既存品の分析・改良はもちろん新商品リリースにも積極的に参画し、パプリだけのオリジナル商品「データーネームEX ホワイトスタイル」を企画・発売している。