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メニュー印刷コラム

飲食店の開業に必要なものは? 準備すべき設備・備品と選び方

飲食店を開業するにあたっては、さまざまな設備や備品などの必要なものを用意しなくてはなりません。準備が遅れたり、保健所の規定に沿わない設備を整えたりすると、オープンの予定日に間に合わなくなる恐れもあります。本記事では、飲食店を開業するにあたり必要となる設備や備品を解説します。併せて、正しい選び方も紹介するので、飲食店の開業を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

    飲食店の開業時に必要なものとは?

    飲食店開業にあたり準備すべきものは多々あります。
    設備や備品は店舗の印象に直結するだけでなく、業務効率にも影響をおよぼすため、コンセプトやオペレーションを考慮した選定が重要です。また、設備によっては食品衛生法など法律で定められた要件を満たす必要もあるため、正しい選び方も理解しておかなければなりません。

    【チェックリスト①】飲食店の厨房に必要な設備と選び方

    厨房で必要な設備は以下の通りです。

    • 調理台
    • シンク
    • ガステーブル・オーブン・ガスレンジ
    • 冷蔵庫・冷凍庫
    • 製氷機
    • 食器棚

    それぞれの設備を選択する際の注意事項は以下の通りです。

    調理台

    食材のカットや料理の盛りつけなど、調理に使用するテーブルです。厨房での使用頻度が高い設備であるため、効率的に業務へ取り組めるかどうかを意識した選定が求められます。

    どのような作業をするのかを明確にしたうえで選定を進めましょう。製品によっては、引き出しや引き戸を備えた収納力に優れるものもあります。また、冷蔵庫や冷凍庫が天板の下に備わったコールドテーブルなら、限られたスペースの有効活用が可能です。天板までの高さも製品によって異なるため、調理スタッフの体格なども考慮して選びましょう。

    シンク

    食器や調理器具の洗浄、食材の冷却などに使用する、排水溝を備えた流し台です。一槽や二槽、三槽、舟形シンク、蕎麦用シンクなどの種類があります。衛生面を考慮し、保健所では二槽以上のシンクが必要と定められていますが、細かい規定は自治体によって異なります。

    選定の際には作業効率を考慮しましょう。製品によっては、深い鍋を洗えるようなものから、シンクの上にまな板を架けて調理できるものなどがあります。また、シンクの下に収納スペースが確保されている製品なら、調理器具などを収納でき、スペースの有効活用が可能です。

    ガステーブル・オーブン・ガスレンジ

    火や熱を用いた調理に使用します。ガスレンジは、ガステーブルとオーブン両方の機能を有した設備です。選定の際には五徳の大きさをチェックしましょう。五徳が小さすぎると、大きなフライパンや鍋を使用したとき不安定になるおそれがあります。

    どの程度の火力で調理できるかも重要なポイントです。提供するメニューによっては、強い火力が求められることもあるため、それらを踏まえて選定を進めましょう。

    冷蔵庫・冷凍庫

    食材や料理の冷却、保存に使用する設備です。選定時には容量をチェックしましょう。製品によって収納可能な容量が異なるため、十分な容量があるかどうかを確認します。

    また、温度計が備わっているかどうかも重要なポイントです。冷蔵庫と冷凍庫、どちらにも温度計が設置されていなければならず、保健所の検査でもチェックされます。業務用冷蔵庫や冷凍庫の場合はデフォルトで搭載されているケースがほとんどです。家庭用の冷凍庫を厨房で使用するのなら、別途温度計を用意しなくてはなりません。

    製氷機

    ドリンクなどに使用する氷を製造する設備です。天板を作業台として使用できるアンダーカウンタータイプや、貯水庫と組みあわせて使えるスタックオンタイプ、氷の取りだしが容易なバーチカルタイプ、スライド式の扉を設けたスライド扉タイプなどがあります。

    製品によって、作れる氷が異なる点に注意が必要です。キューブアイスやチップアイス、フレークアイスなど、製品によって対応できる氷の種類が異なるため、用途を考慮して選定しましょう。また、1日あたりに製造できる氷の量を示す指標、製氷能力も要チェックです。製氷機の製氷能力は、12kgや24kg、45kgなど多岐にわたります。

    食器棚

    食器の収納に使用する棚です。原則として扉を備えた製品でなければ、保健所の規定をクリアできないため注意が必要です。衛生的に保てないような設置方法では、保健所の許可がおりないおそれもあります。たとえば、棚が高く日常的な掃除ができない、ホコリがたまりやすい、といったケースです。

    食器の整理整頓がしやすいかどうかも確認しましょう。収納力に優れた食器棚でも、整理整頓がしにくく、出し入れがしにくいとなると、業務効率の低下につながるおそれがあります。

    【チェックリスト②】飲食店の厨房に必要な備品と選び方

    飲食店の厨房には、次のような備品が必要です。

    • 食器
    • 調理器具
    • キッチン消耗品

    食器

    料理を盛りつける器です。カフェやラーメン店など、開業したい業態によって必要となる食器は変わってきます。一例としては、ドリンク用のグラスや料理を盛りつける小皿や大皿、茶碗、お椀などが挙げられます。
    食器の数は座席数を基準に考えましょう。メインで使用するグラスや茶碗、皿などは、座席数の1.5~2倍程度の数が目安です。ただ、食器を洗浄するスタッフが少なくなる時間帯などは、使える食器の数が少なくなるため、そのあたりも考慮した準備が求められます。

    調理器具

    開業する飲食店の種類によって、必要となる調理器具は変わります。一般的には、食材のカットに使う包丁やまな板をはじめ、鍋、フライパン、フライ返し、レードル、ボウル、バット、調味料ケースなどが挙げられます。
    厨房で使用する器具なので、使いやすさや機能性などを重視した選定が重要です。調理に不要な器具までそろえると、厨房内のスペースを圧迫するため、提供するメニューや調理工程などを正確に把握したうえで準備を進めましょう。

    キッチン消耗品

    ラップやアルミホイル、キッチンペーパー、アルコール消毒液、ゴミ袋などが挙げられます。ほかにも、布巾やペーパータオル、食器用洗剤、スポンジ、たわし、手袋、ビニール袋なども代表的な消耗品です。
    提供するメニューや調理工程によって、必要な消耗品は変わってきます。とりあえずは最低限必要な消耗品を用意し、開業後にオペレーションのなかで不足を感じたものを買い足していくのもおすすめです。

    【チェックリスト③】飲食店のホールに必要な設備・備品と選び方

    ホールや店舗全体で必要な設備、備品として以下が挙げられます。

    • テーブル・椅子
    • 卓上用品・客席用備品
    • レジ用品
    • 照明設備
    • 音響設備
    • 電話やネット環境

    店内の雰囲気や居心地のよさなどに直結するため、正しい選び方を覚えておきましょう。

    テーブル・椅子

    居心地のよさに直結するため、テーブルや椅子の選定に妥協はできません。大切なのは、店舗のコンセプトにマッチした製品を選定することです。たとえば、「のんびりとくつろげる空間」がコンセプトなら、シックな木目調デザインを採用したやや大きなサイズのテーブル、ソファなどを用意する、といった具合です。

    テーブルや椅子の高さにも配慮しましょう。一般的なレストランのテーブルは70cm前後、椅子は40cmが目安です。ただ、メインターゲットが女性である、子連れで来店するお客様が多い、といったケースでも変わります。ターゲットやコンセプトに合わせた高さを選定することが重要です。

    卓上用品・客席用備品

    代表的なものに、紙ナプキンや伝票立て、傘立てなどがあげられます。
    卓上備品や客席用備品を選ぶ際には、お客様が使いやすいかどうかを念頭に選定しましょう。そのためには、お客様目線での思考とシミュレーションが求められます。また、長く使用することを想定し、できるだけ耐久性の高い製品を選ぶのも大切なポイントです。

    レジ用品

    清算に使用するレジやお金を入れるキャッシュトレー、領収書、電卓、伝票、レシートのロール紙などが挙げられます。また、キャッシュレス決済やクレジットカード決済などを導入するのなら、それに対応できる設備が必要です。
    レジには、従来型のレジスターやバーコード入力に対応したPOSレジ、タッチパネルで操作できるタブレットレジ、POS機能を備えたタブレットPOSレジなどがあります。選ぶ際には、飲食店経営に必要な機能を備えているか確認しましょう。たとえば、顧客管理機能やクレジットカード決済、ポイント機能、分析機能などです。

    照明設備

    店内の雰囲気に大きく影響を与えるため、慎重に選定を進めましょう。明るく活気に満ちあふれた空間を演出したいのなら、500ルクス以上の照明器具を選びます。ルクスは明るさを示す指標で、数値が高いほど明るさも上がります。

    落ち着きのある空間にしたい、隠れ家風のお店づくりを目指したいのなら、5~50ルクスの照明が無難です。暗すぎるのなら、あとから間接照明を追加するなどの工夫をしましょう。なお、ランニングコストや交換の手間などを考えるのなら、LEDを導入するのもおすすめです。

    音響設備

    店内にBGMを流すのなら音響設備が必要です。サウンドを出力するスピーカーや音を増幅させるアンプ、接続に使用する各種ケーブルなどを用意します。

    BGMは店舗の雰囲気に大きく影響を与えるため、慎重に検討を進めましょう。落ち着いた雰囲気のバーや高級レストランなら、クラシックやジャズなど、カフェや喫茶店ならボサノバ、ヒット曲のインストなどがおすすめです。BGM選定の際には、店舗のコンセプトや客層を踏まえて取り組みましょう。

    ネット環境

    お客様からの予約受付や顧客へのメール送信などに必要な設備です。近年では、インターネットを介して飲食店を予約するシーンが増えています。ネット予約できないだけで顧客を取り逃がすリスクもあるため、これから飲食店を開業するのならネット環境は整えておきましょう。
    ネット環境や端末の導入によって、予約システムの利用が可能です。予約やキャンセルなどの管理を容易に行えるうえ、電話対応の手間を削減できる効果が期待できます。

    また、飲食店にWi-Fi環境を求めるお客様も多いため、業態によってはフリーWi-Fiを導入するのもおすすめです。導入の際は、座席の数や店舗の広さによって必要なWi-Fiの電波の強さや、中継器の必要性の有無、モデムの同時接続媒体数などを考える必要があります。カフェのようなゆっくりとくつろげる飲食店で、顧客の滞在時間が長くなるほどリピート率や、客単価があがるのなら、フリーWi-Fiの導入を検討しましょう。

    販促にも!飲食店の開業時に準備したい、オリジナル店舗用品の例

    オリジナル店舗用品の準備によって、販促効果の向上やこだわりのある店づくりが可能です。代表的なアイテムは次の通りです。

    メニュー表

    こだわりのある飲食店づくりにおいて、メニュー表のデザインは手を抜けません。競合との差別化にもつながるため、見やすく個性的なメニュー表を考案しましょう。

    使用する用紙は、コート紙やマットコート紙、上質紙が代表的です。コート紙はカラー写真の発色がよく、光沢もあるため飲食店のメニュー表に適しています。
    「パプリ」ではA4、A5、B5、A3サイズのメニュー表作成が可能です。紙の選択肢も豊富なので、メニュー表の設置場所や利用環境に応じたメニュー表の作成が可能です。

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    卓上POP

    POPはPoint of purchase advertisingの略で、商品名やセールスポイントなどをアピールする紙、ボードなどを指します。卓上POPは、テーブル上に配置する小型のPOPで、おすすめメニューの紹介やキャンペーンのPRなどに有効な販促アイテムです。

    お客様の目につく場所に配置するため、追加注文の促進につながる点がメリットです。また、店舗の公式LINEやメルマガに登録してもらうアイテムとして活用する方法もあります。あまり大きなサイズにしてしまうと、食事の際の邪魔になるなど、お客様に不快な思いをさせる可能性がるあるので注意しましょう。

    なお、パプリではテント型S・Mサイズや三角型S・Mサイズ、四角型S・Mサイズの卓上POPを5部から作成可能です。

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    コースター

    オリジナルデザインを採用したコースターは、飲食店のブランディングに役立ちます。コースターは必ずお客様の目に触れるため、店名やロゴなどを印刷しておけば、初来店の方に覚えてもらえる可能性があります。また、個性的かつ魅力的なデザインなら、画像をSNSで拡散してもらえる可能性があり、そこから新規顧客の獲得や知名度アップにつながるかもしれません。

    紙のコースターなら、低コストで作成できるのも魅力です。使い捨てできるため衛生的でもあり、お客様に安心感も与えられます。なお、パプリでは直径90mmの丸型、90mm×90mmの角丸型タイプ、風変わりな樽型のオリジナルコースターを作成できます。

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    箸袋

    店名やロゴを印刷したオリジナル箸袋は、お客様の印象に残る効果が期待でき、認知度の向上につながります。テイクアウト事業も営むのなら、お客様だけでなくその家族や友人の目にも触れる可能性があり、新規顧客を獲得するチャンスも広がります。

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    紙おしぼり

    店内での利用のみならず、テイクアウト時の販促やブランディング向上効果が期待できます。紙おしぼりは使い捨てできるため、衛生面に優れており、布製に比べてお客様に安心感も与えられます。また、布おしぼりのようにかさばる心配がなく、収納スペースを圧縮できる点もメリットです。
    布おしぼりよりもコスト面で優れており、専用の温冷装置も必要ありません。パプリでは、平型タイプと丸型タイプの2種類から選定でき、ロゴや店名の名入れも可能です。

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    のぼり

    飲食店の販促物として、のぼりはポピュラーなアイテムです。道行く人々の視界に映るため興味を引きやすく、新規顧客の獲得にもつながります。「お持ち帰りできます」とテイクアウトが可能なことを示したり、「スマホ決済OK」とキャッシュレス決済導入店であることをアピールしたりといったことも可能です。
    のぼり作成時には、色使いやデザインを慎重に検討しましょう。目を引く色を使う、文章は短く、なおかつインパクトを重視するなどが重要です。パプリでは、600mm×1,800mmの一般的なサイズのオリジナルのぼりを簡単に作成できます。

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    ウェア・ユニフォーム

    お店のコンセプトをアピールするのに有効なアイテムです。魅力的なユニフォームなら「働きたい」と考える人が増え、採用力の強化につながる可能性もあります。

    重要なのは従業員の動きやすさです。デザインのみを重視し、オペレーションに支障をきたしてしまうと本末転倒です。半袖や7分袖などを選ぶと、上半身を動かしやすくなります。衣類の管理も徹底して行い、常に清潔な状態に保つのも大切です。

    コストを抑えたいのなら、エプロンだけ統一してみましょう。私服の上にオリジナルのエプロンを着用するだけでも統一感を演出できます。

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    まとめ

    飲食店をスムーズに開業するためには、必要なものを事前に把握しておくことが大切です。厨房設備に関しては、法律に違反しないよう選定を進めることを忘れてはなりません。パプリでは、紙コースターや紙おしぼりなどへのオリジナル印刷サービスを提供しています。販促力やブランディング強化に有効なので、この機会にぜひご利用ください。