暑中御伺いの葉書は、いつ頃から交換するようになったのだろうか。
明治期はほとんど見られず、習慣として定着していたとは考えられない。
明治25年7月22日の葉書をよくみると、羽織・袴で正装した男性が扇を置き、名刺を差し出して深々と頭を下げ、ご挨拶している様子が描かれている。この当時は、年始の挨拶と同じように暑中の挨拶まわりをしていたのだろうか。
![明治25年(官製)](/j3/images/landing/shochu_gallery/retrogallery2-1.jpg)
明治25年(官製)
![明治37年](/j3/images/landing/shochu_gallery/retrogallery2-2.jpg)
明治37年
![明治39年(写真入り)](/j3/images/landing/shochu_gallery/retrogallery2-3.jpg)
明治39年(写真入り)
![明治40年(市販はがき)](/j3/images/landing/shochu_gallery/retrogallery2-4.jpg)
明治40年(市販はがき)