記念品でもらって嬉しいものは? シーン別におすすめを紹介
社内外に配る創立記念や顧客に配布する店舗の開店記念、特定の従業員を対象とした退職祝いなど、ビジネスシーンにおいて記念品を贈るシーンは多々あります。喜ばれる記念品を作成したいと考えているものの、アイテム選びに迷ってしまう担当者も少なくないようです。
本記事では、シーン別に喜んでもらえる記念品選びのポイントと具体的なアイテムを紹介します。名入れに対応してくれるECサイトなどをうまく活用し、多くの人に喜んでもらえる記念品制作を実現させましょう。
もらってうれしい記念品の条件
記念品を作成する際は、一方的な印象を与えないことが大切です。ビジネスやプライベートで繰り返し使えるようなアイテムは、多くの人に喜んでもらえます。また、特別感があるアイテムやおしゃれな記念品は、好印象を抱いてもらえる可能性が高くなります。
記念品を通して、お祝いの気持ちや感謝の気持ちをうまく伝えられるよう、記念品を選ぶときのポイントを押さえておきましょう。
普段使いがしやすい、機能的なもの
記念品を頻繁に使ってもらうための条件として、シンプルなデザインが挙げられます。さらに、機能性に優れたアイテムであれば、会社名やグループ名が入っていても、長く愛用してもらえます。
積極的に利用したいと感じてもらえる記念品を作成すれば、しまい込まれてしまうリスクも減らせるはずです。子どもっぽいデザインや華美なデザインは、機能面で優れていても人前では使いづらいため、注意が必要です。
記念品を作成する際は、相手の年齢や性別なども考慮したうえで、シンプルなデザインを採用するようにしましょう。
誰にでも使いやすいデザインのもの
幅広い層に配布する記念品には、誰にでもマッチするデザインが求められます。受け取った人が「身近に置きたい」と感じるデザインの条件として、ロゴなどが悪目立ちしていないことが挙げられます。
記念品に社名やグループ名を入れる際は、デザインの一部として全体のバランスを考えることが大切です。「せっかくの記念品だから社名やグループ名を目立たせたい」という気持ちが先立ってしまいがちですが、全体の雰囲気を壊さないよう、装飾しすぎないことも大切なポイントです。
特定の層にしか支持されないようなデザインは避け、多くの人に喜んでもらえるデザインかどうかといった視点を忘れないようにしましょう。
高級感が感じられるもの
高級感のあるアイテムは「長く大切に使おう」と思ってもらえるのが利点です。さらに、デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムなら、長く愛用してもらえる可能性が高くなります。デザインや質感が安っぽくなってしまうと、粗末に扱われて最終的に廃棄されてしまうことも考えられます。
とくに、母校や企業に愛着を抱いてもらいたいという思いがある記念品は、すぐに処分されてしまっては意味がありません。目につく場所へ飾っておきたいと感じられるアイテムなら、母校や企業に対する愛着心の向上も期待できます。
縁起がよいもの
縁起のよいアイテムも好まれる傾向にあります。古くは、招き猫や提灯、だるまなどを記念品に贈るケースも少なくありませんでした。たとえ縁起物にこだわらない場合でも、縁起が悪いものは避けた方が無難です。
櫛は「苦」と「死」を連想させることから、縁起が悪いと言われています。また、縁が切れることを連想させる刃物や、関係が壊れる・別れるといったことをイメージさせるガラス製品や陶器などの壊れもの、火事を連想させる赤いアイテムも避けたほうが望ましいとされています。
知らずにタブーとされるアイテムを贈ってしまうと、相手を不快な気持ちにさせてしまうかもしれません。企業や団体に対して、悪いイメージを持たれないためにも、事前のリサーチを忘れないようにしましょう。
【開店記念・開業記念】もらってうれしい記念品
開店や開業の際に配布する記念品は、マーケティング戦略としても有効です。記念品の印象がよいと、顧客によいイメージを持ってもらえる可能性が高まります。認知度のアップや集客に向けて、アイテムの種類ごとに適したシーンや、どのような効果が見込めるのかも知っておきましょう。
カラトリー｜サスティナブルな企業としての認知度アップに
飲食店や食品を扱う企業の開店記念品・開業記念品であれば、カトラリーを選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。金属やプラスチック素材ではなく、エコなバンブーファイバー素材のカトラリーを配布すれば、サスティナブルな企業として、よい印象を与えられます。
バンブーファイバーとは、竹から抽出した繊維をパウダー状にした素材のことです。次世代の素材として注目されるこの素材は、化学物質を含んでいないため、プラスチックに代わる新たなエコ素材です。
近年では、サスティナブルな企業へ進化を遂げようと、幅広い業種がSDGsへ取り組むようになりました。エコ素材を用いたカトラリーを記念品にすれば、サスティナブルに前向きな企業としてのブランディング強化につながります。
クージー｜御社のロゴをイメージカラーで印象づける
クージーとは、缶ジュースや缶ビールなどを保温・保冷できる缶ホルダーです。クージーの大半は、ウェットスーツの素材に用いられるネオプレーン素材でつくられています。缶を外気からシャットアウトするため、保冷・保温効果があります。
クージーを使えば、冷たいドリンクを手に持ったときやテーブルの上に置いたとき、結露で濡れてしまうのを防止することが可能です。屋内での利用に限らず、キャンプやバーベキューといったアウトドアシーンでも活躍するアイテムです。
企業のイメージカラーやブランドカラーで作成すれば、クージーを目にするたびに企業を思い出してもらえます。顧客のセグメントごとに本体のカラーを細かく変えたいと考えているのなら、小ロットからオリジナルクージーを作成できるサービスの利用がおすすめです。
文房具や水筒など、誰にでも喜ばれるものが定番
どのような記念品がよいのか迷ってしまったときは、定番のアイテムから選ぶことも視野に入れてみましょう。多様なシーンで活用できる文房具は、粗末に扱われることの少ないアイテムです。
ビジネスパーソンはもちろん、勉学に励む学生からちょっとした情報をメモしたい主婦の方まで、幅広い層に喜んでもらえる記念品です。環境保護への関心が高まっている昨今、水筒も多くの人に喜んでもらえるアイテムとして注目を集めています。
長期間にわたり、頻繁に活用できるアイテムは、使うたびに思い出してもらえるというメリットがあります。
【創立記念・周年記念】もらってうれしい記念品
法人の創立記念や店舗の周年記念などに、取引先や顧客へ記念品を贈るケースがあります。このようなシーンで渡す記念品は、日ごろお世話になっている感謝の気持ちを伝えられるだけでなく、信頼関係の強化にも効果的です。
節目を迎えた企業であることを伝えて信頼性を高めたり、改めて組織の役割を伝えたりすることで、新たなビジネスチャンスの糸口が見つかるかもしれません。
PCモバイルグッズ｜社員やお世話になるお客様への挨拶に
社内外へ配布する記念品としておすすめしたいのは、実用性の高いPCモバイルグッズです。ビジネスシーンにおける利便性が高く、重宝してもらえる可能性が高いアイテムとして、USBメモリーが挙げられます。
手軽にさまざまなデータを保存して持ち運びできるUSBメモリーに、社名を入れて取引先や関係企業に配布すれば、使うたびに思い出してもらえます。他にも、スマートフォンのワイヤレス充電器・USB充電器、モバイルバッテリーなどもおすすめです。
オンラインでの会議や商談が増えた昨今、ビジネスシーンで大活躍するアイテムは、多くの人に喜んでもらいやすいアイテムです。自社のイメージカラーを採用すれば、社外ではブランディング強化、社内ではエンゲージメントの向上といった効果も期待できます。
エコバッグなど、お店で使えるものが人気
エコバッグも人気のある記念品のひとつです。レジ袋の有料化を受け、現在では多くの人が日常的にエコバッグを持ち歩くようになりました。普段使いしやすいエコバッグなら、幅広い層に使ってもらえます。
「株式会社モニタス」が2023年に実施・公表した「環境保全・サステナビリティに関する意識調査」によると、全体の51.9％の人が「ごみゼロのために行っていること」として「マイバッグ・エコバッグを使う」と回答しているようです。
このような結果から、多くの人にとって実用性の高いアイテムであることが読み取れます。カラーバリエーションが豊富なサービスを利用すれば、企業のイメージカラーでエコバッグを作成することが可能です。
『パプリ by ASKUL』では、豊富なバリエーションからサイズやカラーを選んで、オリジナルのエコバッグを作成できようになっています。もっと詳しく知りたい方は、以下の記事をぜひチェックしてみてください。
センスのいい記念品を選ぶには? もらって嬉しいもの10選もご紹介
データ引用URL：https://monitas.co.jp/news/202305174006（環境に関する意識調査 株式会社モニタス）
【卒業記念・卒園記念】もらってうれしい記念品
卒業のお祝いと、これまで過ごしてきた思い出を忘れないために贈るアイテムで人気があるのは、これから迎える新生活において実用性の高いアイテムです。勉強に必須とされる文具品や、あると便利な携帯アイテムなどを選べば、新生活に向けてエールを送る気持ちも伝わりやすくなります。
鉛筆｜必須の学用品
保育園や幼稚園の卒園記念品には、鉛筆を贈るのがおすすめです。小学校の授業で使う鉛筆に、これまで過ごした幼稚園・保育園の名前が入っていれば、使うたびに思い出してもらえます。新生活で必要になる学用品は、卒園する子どもだけでなく、親ももらって嬉しいと感じるアイテムです。
楽しかった記憶を思い起こすきっかけとなるため、卒園しても保育園や幼稚園への愛着を持ち続けてくれると考えられます。
蛍光ペン｜おしゃれな色の蛍光ペンで効率よく学習を
蛍光ペンは、小学校や中学校、高校の卒業記念品に贈ると喜んでもらえるアイテムです。教科書やノートの重要な部分をマークできる蛍光ペンは、勉強効率を高めてくれる記念品として人気があります。
これまでマーカーと言えば、鮮やかなピンクやイエローなどの蛍光色が主流でした。最近では、やわらかいパステルカラーのペンも人気です。おしゃれな色の蛍光ペンは、勉強のモチベーションアップに効果的です。
実用性の高い蛍光ペンに学校名を入れて贈呈すれば、母校で過ごした楽しい時間を思い出す機会が増えるかもしれません。
LEDライト｜災害時や夜道に活躍
新生活を応援したいシーンでのギフトにおすすめなのが、小型のLEDライトです。携帯できるサイズのLEDライトは、災害時の避難や停電に備えて持っておきたいアイテムのひとつです。中学生や高校生になると、部活動などで帰宅時間が遅くなるケースも珍しくありません。暗がりで事故や事件に巻き込まれないためにも、小型のLEDライトがあると安心です。
ペンにLEDライトとホイッスルが備わっているなど、利便性に優れたアイテムも登場しています。防犯の観点から記念品を選ぶという方法も、ぜひ選択肢に加えてみてください。
【退職記念】もらってうれしい記念品
退職記念は、これまで組織や団体に貢献してくれた人に対して、感謝と労いの気持ちを表す意味で贈るギフトです。日常的に長く使用できるものや、さりげなく部屋のインテリアに溶け込んでくれるもの、相手の趣味にあったものなどが喜ばれます。
ステンレスタンブラー｜インテリアに馴染む高級感
ステンレス素材を用いたタンブラーは、見た目に高級感があるだけでなく、機能性にも優れています。実用性が高いステンレス製のタンブラーは、自宅やアウトドアなどのシーンで活用できるため、記念品で人気のあるアイテムのひとつです。ステンレスの質感は、さまざまなインテリアともマッチしやすいので、目につく場所へ飾ってもらえる可能性が高くなります。
『パプリ by ASKUL』が取り扱っているアイテムのひとつに、高級感のあるウッドキャップ付きステンレスタンブラーがあります。シャンパンゴールドやマットブラック、シルバーなど、シックなカラーがラインナップされているので、高級感のある記念品を探している方におすすめです。Webで手軽にデザインを作成できるのも魅力です。
ゴルフボール｜感謝の気持ちをボールに書き込んで
ゴルフが趣味の退職者なら、ゴルフボールを記念に贈るのもよいかもしれません。自分の趣味に関連した記念品は喜んでもらいやすいため、退職してからも組織に対する愛着心を持ち続けてもらえます。
オリジナルのメッセージや企業ロゴ、退職者が手掛けた代表的なプロジェクト名などをプリントすれば、より特別感のある記念品が作成できます。
【スポーツなどのイベント】もらってうれしい記念品
スポーツなどのイベントを開催する際、参加者や受賞者にどのような記念品を贈ればよいのかと悩んでしまうかもしれません。イベントにおける記念品の贈呈は、主催団体のイメージアップや次回の参加を促す効果が期待できます。実用性の高いものを贈呈すれば、手にするたびにイベントを思い出すきっかけが作れます。
ポーチ｜道具などの整理に活躍する
スポーツイベントの参加者に喜ばれるのは、ポーチのような収納アイテムです。グローブや靴下、バンテージ、絆創膏といったグッズをひとまとめに収納できるポーチは、スポーツを愛する人に重宝されるアイテムです。
耐久性や耐水性に優れたものや、イヤホンやスマートフォンをまとめて収納できるものなど、使いやすいアイテムを選ぶことにより、頻繁に使ってもらえる可能性は高くなります。また、ノートPCやタブレットが収納できるポーチもおすすめです。
ビジネスの必需品として日常的に使うアイテムに、イベントロゴがプリントされていれば、次回の参加を促す効果も期待できます。
クリアボトル・サーモボトル｜スポーツに必須の水分補給に
スポーツ時の水分補給に欠かせない、クリアボトルやサーモボトルも人気のあるアイテムです。実用性に優れたマイボトルは、スポーツをするたびに使ってもらえる可能性が高く、その都度主催団体やイベントのことを思い出してもらえます。
クリアボトルやサーモボトルで記念品の作成を検討しているのなら『パプリ by ASKUL』がおすすめです。3つの容量から選べるクリアボトル・サーモボトル、ポケットに入るミニサイズのサーモボトルなど、さまざまなタイプが用意されているので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
記念品として贈った相手に喜ばれるのは、実用的で長く使えるアイテムです。企業名やイベントロゴをプリントして贈れば、企業のイメージアップやブランディング強化に結びつきます。ぜひこの機会に、オリジナルの記念品制作を検討してみてはいかがでしょうか。
